以前、La Jolla -727-について記事を書いていたみたいなので、
本日は不動の定番モデルをご紹介。
Ventura-737ベンチュラ(REGULAR STRIGHT LEG)
癖のない細身のストレートシルエット。
トップスを選ばない非常に使いやすいタイプです。
ロングセラーモデルであるのも納得。
生地は14オンスのデニム生地。ワンウォッシュ済み。
使われているコットンは繊維が長い手積みのジンバブエコットン。
旧式のシャトル機で生地に負担をかけることなく、じっくりと織り上げられています。
整理加工や毛焼きをしないので、表面には凹凸がありザラっとした手触りに。
デニム生地本来の姿を楽しんで頂けます。
今回も縫製仕様は2本針のミシンがなかった1920年代の縫製を蘇らせているということで、
現代では非効率的な1本針のミシンを使用。
フロント
フロントのボタンホール。
非常に丁寧で細かい仕事。
オリジナルトップボタン
2つ目以降は月桂樹ボタン
そして、裏側はすべてレザーで補強。
穿いて洗ってを繰り返していくうちにレザーが縮み、さらにボタンが取れにくくなります。
数ヶ月穿いて終わるようなスタンスで提案していない心意気が素敵です。
コインポケット上部はラウンドしたミシンワーク。
コインポケット内側にミミ。
この辺は好きな方ならチェックするディテール。
逆側
ベルトループは一点一点ステッチの入る位置やステッチの間隔、傾きがバラバラ。
(1本針で縫っているためです。)
職人の手作業による温もりを感じさせる仕上がり。
バック
紙パッチ
バックポケット上部のラウンド。人が縫った証拠でもあります。
やや大きめのポケットによるアンバランスな具合はまさになディテールです。
1本針のカン留め。
見た目からは想像できないような難しい縫製作業。
14オンスの厚い生地でありながら、
シングルステッチ同士のステッチ間を極力細く仕上げる職人技。
そして「1本針で折り伏せ縫い」はこちら
表から見るとステッチが2本
ですが、
裏からは1本しか見えない縫製。
強度を重視しているため、シャツなどではよく見かけるのですがジーンズではあまり見かけません。
スティーブンソンのジーンズでは当然のように使用。
ミミは片側のグリーンセルヴィッチ。
裾はもちろんシングルステッチ仕様。
最後に個人的に魅了されたポイント。
それは加工したタイプを出していないところ。
この頑なな姿勢、良いですね。
当時、労働着として使用されていたものを現代に蘇らせる。
しかも、現代で最も手間のかかる方法で。
今の流れに逆行したようなスタンスだからこそ、
そこに価値を見出してしまうんでしょうね。
HAND MADE IN JAPANのアイテム。
是非一度ご覧下さいませ。
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