1900年代頃に登場したといわれるボタンダウンシャツ。
その後、アメリカで一つのスタイルとして確立されました。
※事実かどうかですが、
ブルックス・ブラザース」の創立者で当時既に引退していたジョン・ブルックスが、
英国ポロ競技を観にいった時、選手達がユニフォームの衿が風にあおられてバタバタするのを押さえるために衿の先にボタンをつけていたのを見て思い立ち、
4人の息子達が受け継いでいたブルックス・ブラザースのシャツにその衿を取り入れて売り出したと伝えられています。
そんな過去をお持ちのボタンダウンシャツ。
特にベーシックなのがオックスフォードのボタンダウンシャツですね。
アメトラスタイルには欠かせなくなっています。
現代では、シーンを問わず普遍的なアイテムとして認知されました。
普遍的なアイテムとなれば、
世に出回るモノがデザインが増えるのは当然のこと。
ピッタピタでボディラインをしっかりと出すデザインのものから、
クラシックすぎてデイリーに着まわしにくいものまで種類は様々。
丁度いい塩梅って人それぞれ。
そんなところで、
当店ではm’s braqueのロングセラーシャツをピックアップ。
m’s braque エムズブラック 【定番】BUTTON-DOWN SHIRTS WHITE(オックス)
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細かく見ていきましょう。
襟はやや小振り。
襟のロールが美しくなればなるほど素晴らしいと言われますが、
それはあくまでビジネスシーン。
なのでそれほど大きい必要はない。
かといって、
小振りすぎて小さくまとまっているのは勿体無い。
このシャツの襟はそんなワガママに応えてくれる長さになってます。
自然に出る襟のロール具合が絶妙…
もちろん、ネクタイしても窮屈に見えません。
また、前立ての一番上の部分はスクエアにカット。
空けて着たときの見え方がなんとも素敵。
サマになるのが大人の特権です。
胸ポケットはラウンドポケット。
m’s braqueの代名詞と言われるところです。
実際に着用すると、本当に身体に沿ったデザイン。
独特です。
袖の形状もまた独特(というか特殊)。
写真のように平置きにすると、脇下にちょっとした余りが。
実はコレ、
ピボットスリーブというものでして、
脇下にマチを設けています。
つまり、立体。
こうすることで、袖を通した際に腕を動かす際に邪魔にならない。
だけじゃなく、見栄えがいい。(もはやそこが重要)
続いて背面
背中のヨークは特殊。(「よーく見て」という一言を沿える勇気はありません)
通常、オックスフォードシャツとなれば、センターボックスプリーツが妥当。
ただ、そこはパリ在住のデザイナー。
背中の美しさを追求した結果、
美しく弧を描くことだけでシルエットを調節。
パターンの技術がはっきりと出るところです。
※ちなみにこのディテール、イギリスの老舗シャツメーカーなんかで使われています。
その美しい弧を描いた状態のまま、袖へ。
袖からはテーラリングの技術の高さを実感して頂けます。
こればっかりは説明し難いところ。
是非、店頭チェックで。
袖先もスクエア。
ジャケットやカーディガンから覗くときにハッとさせられます。
乳白色の薄めな貝ボタンもポイント。
ボタンとはいえ、選ぶ型・色によって全体のバランスに影響が出ます。
このシャツには上品さを沿えているようです。
そうこういったこちらのシャツ。
実はパッと見で、オックスフォード生地と当てた方は皆無。
他のシャツと比べてみたものの、
恐ろしいほど見辛いのが申し訳ないです。
これも店頭チェックで。
(遠方の方はオックスフォードですので、ご安心を。)
そんなこんなでいっぱい詰まったシャツ。
「仕事でシャツを着ているので、休日は遠慮したい」
と仰られる方にも袖を通してもらいたいですね。
イメージとしては、
春の陽気の中、洗いざらしのまま一枚でサラッと着て頂くのが一番ですが、
個人的には、是非今の時期に着て頂きたい。
脇役が主役級に光る瞬間。
イタリアでも、イギリスでもない。
パリという街。
また妄想…
また一つ洋服の楽しみが増えますね。
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m's braqueの白いボタンダウンシャツ
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