Episode no.,3 DROP-NEEDLE PATCHWORK INTERSIA



Episode no.(エピソードナンバー)
DROP-NEEDLE PATCHWORK INTERSIA
\37,000(+tax)
シルクとリネンを用いたニット。
ローゲージタイプです。
こちらのニットにも、Episode no.,ならではの手法が登場しますのでご紹介。
今回の手法は非常に手間が掛かるものです。
まず、「インターシャ編み」
編み方の一種ですが、
色が切り替わる毎に糸を裏で繋ぎ合わせる手法なのでジャカード生地と違って厚みが出ません。
色が切替わる毎に繋ぎ目があるので、色の境目が重ならず美しい仕上がり。
一方で、色毎に糸を変えるため、量産に向かない手間のかかる作業です。
この手法、裏から見ると一目瞭然。

裏側↑
もう少しよります。

さらによります。

このように継ぎ目が結ばれています。
手間が掛かっているのが、納得のディテール。
次に、「リンキング」
縫うのではなく、編目を一つ一つ拾ってかがる編み目の始末方法。
ニット特有の手法です。

ループに目を刺して縫製するのでズレが起こりにくいのが特徴。
非常に手間のかかる工程です。
こちらのニットではそんな手のかかる作業を様々な箇所に用いています。

襟付け部分

身頃脇部分
通常、ここはロックミシンで仕上げることが多いのですが、あえて。
おそらく、生地に厚さを出していないことを考慮してでしょう。
ロックミシンで仕上げると、その部分のみ重さを持ってしまい型が崩れ易くなります。
(生地が薄ければ薄いほど)
その問題をクリアするために用いられたと思います。
最後に細かいところですが。

袖先の最後の最後は編み方を変更。
さらに少し折った状態で仕上げ。
この数cmの折り返しではありますが、
これだけで見栄えが雲泥の差。(と感じるのは私を含めた少数派でしょう)
今回ご紹介したディテールは、
何年も着て頂いて初めて実感できます。
(もちろん、その日からでも分かりますが)
細かいディテールであればあるほど、
着用し続けた時に初めて使われた意味が分かります。
Episode no.,のニット。
是非、長きにわたって御活用頂ければと思います。
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