ヴィンテージジーンズに負けず劣らない可能性(ワンピースオブロック S409xxx M-46)|埼玉大宮亜洲’S

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ONE-PIECE OF ROCK S409xxx M-46; The Original大戦デニム、1946年仕様参考モデル、亜洲’S限定発売 >埼玉大宮店のみの販売です。(ネット、通販なし)
ポケット裏スレキへのロットナンバー。

↓そして、この存在感です。

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Lightning 7/2016号に掲載されたONE PIECE OF ROCK, 大戦モデルと同じ生地で、パターンやディテールを違えた1946年モデルが、亜洲’Sに到着しました。完全亜洲’S限定販売です。
ONE-PIECE OF ROCK S409xxx M-46
ヴィンテージジーンズの色落ちやディテール、存在感は何物にも代え難いと思います。
しかし、何分、骨董品の世界なので希少性、高額であって、生地の傷みもあろうことから現実的ではありません。

ジーンズにしっかりとしたストーリー性があって、それがジーンズの顔、細部に現れているとすれば、基本性能(色落ち、セルビッジデニム、生地感と生地厚ほか)さえ満たしていれば、満足がいくことでしょう。

この、「拘りエネルギの高いジーンズ」を定義すれば、
1.色落ちを期待させるデニム生地:できればムラ糸、厚い生地、濃い染め、セルビッジ
2.大戦生地と大戦ディテール
3.そしてそれらの製作工程(糸、染め、織機、縫製)の深さ
4.ジーンズの仕上がりと面構え、存在感
だと思いますが、4は結果として、残りの1,2,3は仕事のプロセスです。手を抜く、あるいは外部調達すれば仕事が早く進みますが、ONE PIECE OF ROCKは違います。

1.⇒糸、染め、織機について、職人と仕事をしている(The Original denim, 大戦モデル用開発)
2.⇒高価な、希少なヴィンテージジーンズを解体分析している(糸ゲージ、撚り、染め分析と製造条件煮詰めまで)
3.⇒ヴィンテージミシンを調達、調整、実働させて、一人の男の手で縫い上げている
(つまり、当時の縫製ステッチ+当時のミシンで、当時の製法を追いかける仕事)

この仕事が、”The Original” と言わしめる所以です。

更にディテールをいくつかご紹介しましょう。(楽しいですよ ^^)

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↑大戦モデルのウォッチポケットはリベット留めではなく、本縫いで留めている(小ポケット上端にリベットが無い)

↓一方、46モデルは、物資統制が解けてリベットがまた採用されていたようです。(それを再現)
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↓大戦モデルのバックポケットは、バータック(閂留め)ではなく本縫いにより、表側ステッチが二本になっているのが見える。
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↓一方、46モデルはバータックに戻されている。(右リベット上部に閂の縫い跡が)
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↓バックポケットのステッチ(右下)が鉤型>になっているのが大戦モデル
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↓一方46モデルはスムーズな仕様に戻されている
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↓大戦モデルの前ポケットサイド(アウトシーム側)のステッチは、左右で長さが異なる
(写真では左が大分長い)
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↓46モデルではある程度同じ長さになっている
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このように、戦中の大戦モデルと、その後のモデルとではディテールにも違いがあり、大変面白い。興味を持っていただければ幸いです。

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