昨年終盤から正規取扱となったレッドウィング Red Wing Shoes.。
今日はクラシックワーク6インチモックトゥに光を当てます。
レッドウィングで最も売れた実績のあるベストセラーは、#877という、写真よりも長い8インチ(10アイレット)のワークブーツでした。—写真の6インチはアイレットが7つですね。
レッドウィング社の歴史を紐解く資料にある1925年の写真では、高層ビル建築の労働者が写っていますが、カカトを平らにすることで高所梁での引っ掛かり(落下の危険)を防ぎ、ソールを柔らかい材質にすることで快適になったということが書いてあります。
パナマ運河が完成したのが1914年なので、この頃のアメリカは大工業発展の時代だったわけで、森林伐採からビル建設など、イギリスから渡った多くの人達が貴重な労働力として大変働いた時代です。
前述の#877はその少し後1950年に出て来たようで、その柔らかいソールは、元々ハンティングブーツに期待されたもの(草原を歩く時に音がしにくい)を転用して、ワーカーに大好評だったそうです。#877の赤みを帯びたレザーは、当時既に「アイリッシュセッター(似た毛の色をした猟犬)」と愛称がつけられました。(現在は名称抹消、不使用)
さて、ワークブーツの長さは時代の労働力の中心によって変わるということに気付きました。ハンティング(9インチ。蛇などにかまれる危険)、高所建設作業クラシックワーク(8インチ。鉄骨から足首、脛を守る)、森林伐採ロガー(9インチ。木材から足を守る)から、徐々に街が出来て、作業性・安全性と歩き易さを求めることで、バリエーションに6インチが出てくるのは必然だったでしょう。
⇒やっと6インチが出てきましたね(笑)。
写真の4色以外に、Copper(銅)、アウトソールがBlackのIndigoとRetanと3色、全部で7色がラインナップされます。(亜洲’Sでは全色、メーカーからのお取り寄せが可能です)
この写真は渋谷のRed Wing Japanオフィスの入り口ドアの前に掛けられている写真で、1909年、事業拡大の為にミネソタ本社工場の2階、3階を増築した時のものです。その時の製法を今でも変えていない=変える必要が無い(完成)ということなのです。
是非大宮店にご来店下さい。レッドウィングについてお話をしましょう。
(次回は、ラウンドトゥRound Toeについて予定しています。お楽しみに。)
レッドウィングRed Wing正規取扱店(埼玉大宮)として、新たな亜洲’Sの一面をお見せします。ご期待下さい!
店舗名 Ashoes メンズセレクトショップ 亜洲’S アシューズ
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